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日本シェリング協会合評会 桑原俊介 『シュライアマハーの解釈学』を中心に(2018年1月5日19:00~、東京大学本郷キャンパス)

 桑原俊介さんは、そのシュライアマハー解釈学の研究が、「従来の研究を一新する新たな境地を開いた」と高く評価され、第10回日本シェリング協会研究奨励賞(2014年度)を受賞されました。その成果は、著書『シュライアマハーの解釈学 近代解釈学の成立史』として発表されました。その後の桑原さんは、バウムガルテンを中心とした美学成立史へも研究対象を広げ、意欲的な論考を次々と発表されています。  
 今回は『シュライアマハーの解釈学』について瀧井美保子さんに、その後のご研究について宮田眞治さんにそれぞれ論評していただき、著者に応答していただきます。さらに著者・評者と来場された皆さんとで自由に議論していきます。

日時: 2018年1月5日(金)19:00~21:00
場所: 東京大学 本郷キャンパス 法文1号館 115教室
著者: 桑原俊介 (上智大学)
評者: 瀧井美保子 (明治大学) 宮田眞治 (東京大学)

書評の対象となる著作:
● 『シュライアマハーの解釈学 近代解釈学の成立史』、御茶の水書房、2016年  
● 「理性と歴史」、『nyx』、第2巻、堀之内出版、2015年、50–67頁
● 「バウムガルテンの美学における蓋然性と真実らしさ――17世紀中葉以降の真理の拡張と美学の成立」、『美学』、66巻2号、2015年、1–12頁
● 「バウムガルテンの美学と形而上学における虚構の真理――可能的なものの存在論をめぐって」、『美学』68巻1号、 2017年、1–12頁
● 「フィクションの受容可能性におけるパラダイム変化――真理の整合説から一致説へ――古代から近代にかけての「真実らしさ」概念に即して」、 『シェリング年報』第25号、2017年、60–71頁

会費: シェリング協会会員は無料、非会員は500円(資料代として)
(非会員の方でも、桑原さんの著作または日本シェリング協会関係の出版物(『シェリング年報』・『シェリング論集』など)を持参された方は無料です)
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