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コンディヤック『感覚論』読書会・第12回(1月31日11:00~)

コンディヤック『感覚論』(Traité des sensations)を最初から読んでいくという読書会の12回目を行います。

1月31日(土)11:00から始めます。
場所は阪大豊中キャンパス、芸術研究棟3階の美学・文芸学共同研究室です。

前回(第11回)は、第1部第2章の第19節から第20節まで読みました。

第19節では、「彫像をよりいっそう強く(davantage)打つ(frapper)匂いは、より多くの生動性(vivacité)を伴って〔より生き生きと〕想起されるだろう」と言われれます。

第20節では、「記憶は、一種の連鎖を形成する一続きの観念である」と言われます。
コンディヤックはそこから興味深いことに、「結果として、人がいくらか昔に抱いた観念を思い出すのは、速さの程度はあれ、中間にある観念を想起するからに他ならない」と論じています。

今回は、17ページ目(p.53-)、第2章第21節
(A la seconde sensation la mémoire de notre statue n'a pas de choix à faire: ...)
から読む予定です。

どなたでも参加できますので、関心のある方は田中までご連絡下さい。
h_tanaka(at)let.osaka-u.ac.jp
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